はじめての妊活NOTE

   

女性にとって大切な葉酸と妊活

女性にとって葉酸は重要な栄養素ですが、妊娠前や妊娠中の女性にとっては特に重要です。イギリスの研究者に発見されたビタミンB群の一種で、現在では胎児の病気リスクを軽減することで広く知られています。野菜やレバーに多く含まれますが、水溶性のビタミンなので調理で栄養が失われやすいという特徴を持ちます。熱や光にも弱いので、冷暗所に保存するなどの配慮も必要です。健康な人の場合は腸内細菌により合成されます。

通常の食事をしていれば不足することはほとんどないですが、必要となる量が多くなる妊娠前後の女性は足りなくなるケースもあります。葉酸はビタミンCにより活性型になり、ビタミンB12を一緒に摂取すると効率よく働くことができます。食事だけで必要な量を摂取するのは難しいので、最近はサプリメントを活用して不足分を補っている人が増えています。不足したままの状態だと、様々な欠乏症が起こるリスクが高まります。赤血球を上手く作ることができなくなるため、貧血の原因にもなります。赤血球が減ることで起こる貧血は鉄が欠乏して起こる貧血とは違います。酸素を運ぶヘモグロビンが足りていても貧血になるので悪性貧血と呼ばれることもあります。

妊娠すると初期の段階で胎児の神経管が作られますが、神経管は28日程度で閉鎖します。その後は発達するにつれて脊髄や脳になります。胎児の神経管に障害があると、下半身麻痺などを引き起こす神経管閉鎖障害になる可能性があります。妊娠の初期に十分に葉酸を摂取していれば、神経管閉鎖のリスクを減らすことができます。先天性の心疾患予防にも役立ちます。

妊娠の時期を正確に知ることは難しいため、妊娠を計画している女性の中には早くから葉酸が多く含まれているサプリを愛用している人もいます。赤ちゃんが誕生してからも、子どもの発育に大きな影響を与えます。タンパク質や核酸を合成するには、約20種類の酵素が働く必要があります。酵素が働くためには、補酵素が必要になります。DNAやRNAの総称が核酸で、核酸は細胞の核の中に遺伝子情報を持ちます。情報どおりにタンパク質を作るように指令を出すと、DNAの合成が正常に行われます。DNAの合成が正しく行われることで、細胞は正確に情報をコピーしながら分裂し増殖します。細胞の分裂が活発になり増殖が進むと、成長を促すことができます。

成人した人間にとっても、タンパク質の合成は重要です。特に口腔内や腸管の粘膜は細胞の生まれ変わりが早いので、必要な栄養素が不足しないように気をつけます。葉酸が多く含まれる食材は、肉類だとレバーになります。野菜類だと枝豆や菜の花、ほうれん草などに多く含まれます。果実ではイチゴやアボカドに多く、その他では納豆や卵黄に多いことがわかっています。

厚生労働省では、葉酸の摂取時期がしっかり定義されています。妊娠を望む1ヶ月前から授乳期まで必要になります。世の中には様々な意見を持つ人がいます。1人の専門家のアドバイスを鵜呑みにせず、複数の専門家からアドバイスをもらって判断する人も増えつつあります。
最近は妊活サプリが人気を集めていますが、妊活サプリにはそれぞれ特徴があります。配合されている栄養素も異なるので、自分の体に合ったサプリメントを摂取することが重要です。妊活サプリにはパッケージに配合されている成分が詳しく記載されているので、事前にチェックしておくと安心して購入することができます。

日本のメーカーは厳しい基準を設けて製品を製造していますが、よく知らない海外サプリを購入する場合は注意が必要になります。サプリの中に体に合うか心配な成分が配合されている場合は、かかりつけの専門医に相談した方が安心です。

サプリ , 葉酸 , 食事